2016年11月9日水曜日

11月 9日(水) 雪 商売を語る交流会が盛況に開かれました!

 11月6日、南魚沼市(旧六日町)の民商会員の宿にて、カリスマ経営者・夜オリ仕掛人の岩沢さん(上越民商 建設業・飲食店)を迎え、商売を語る交流会が盛況に行われました。
 岩沢さんは、今年9月18、19の両日、静岡県掛川市で開かれた全国業者青年交流会「俺よりスゴい奴に会に行く! みんなで話せばもっと伸ばせるだに」(テーマ)のシンポジウムのパネリストとして大活躍した方です。そのスゴい方からお越しいただきました。
 今交流会は、岩沢さんから講演をいただき、そのままパネルディスカッションへと移行しました。   
 ほかのパネリストとして、今井さん(建築)、中沢さん(旅館)、髙橋さん(自動車鈑金塗装)の3人から登壇していただきました。

 まず講演から「20才に建設業に勤務し始め、26才で独立開業。そして交友関係が広いことから上越市の繁華街によく足を運んでいました。仲間からこんなにお酒が好きなら『自分のお店を持ったら!』のひと言で、開業することになり、飲食店の開業手続きで民商に入会しました」と、度胸のいいステキな話しから始まりました。そして商売人と経営者との違いとは「商売人は『俺が、俺がの世界』、しかし経営者は『従業員に教え育て、人を信頼しながら、経営者として育てる。責任を持たせることによって人は成長していく」と実践に伴った説得力のいある話しでした。このことは経営分野だけではなく、人との繋がり(結びつき)、また民商運動そのものを考えさせる中身でした。

 続いて今井さんからは「23才から親父と一緒に仕事を携わり、14年前に父が亡くなり事業継承しました。父の繋がりの仕事が減少し始め、これではいけないと思い、地域・子ども・学校関係等との結びつきを強め、社会にものすごく貢献し、このことが仕事確保するうえで大きな財産となりました」、そして住宅リフォーム補助金については「民商が住宅リフォーム補助制度の創設に大きな力を発揮してきました。自分は民商の良さを会外にアピールしている」と強調していました。

 そして中沢さんからは「20年前に故郷に戻り、仕事を探していましたが、親の代から続いている旅館業を引継、建物を新築オープン今日に至っています。昨夏、国の制度・持続化補助金採択事業者に選ばれました。『専用スタジオで音楽合宿 ロッヂ〇〇〇』パンフを作成し、顧客拡大に挑みました。補助金申請書類を作ることによって、事業を見直すきっかけになりました」と話し、「面倒くさいを乗り越えることが大切」とも強調していました。

 最後に髙橋さんから「商売の出発は金儲けがしたい、人に使われるのがいやだったからでした。25才に車のクリーニングから始まり、28才には会社の暖簾分けしてもらい、今の工場を借金して建てました。色々な人との繋がりで沢山の仕事をさせていただいた。とても感謝しています。商売をしていなければ今の生活はない」と話し、「昔は待ちの商売でしたが、今では行動を起こすことが大切」とも強調していました。

 パネリストの発言後、フロアとの意見交換が行われ、時間が足らないほどの盛り上がりとなりました。

 参加者から「年だと思っていたのですが、前向きに頑張ろうと思います」(左官)、「いい話しが聞けました。仕事に活用したいと思います」(旅館)、「青年の民商を育成していただければ有りがたいと思います」(建築板金)など、「今日参加して良かった」「今後もまたやって欲しい」と、多くの感想が寄せられました。

魚沼民商だより(11/14付)より加筆修正等あり

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