2009年5月14日木曜日

県立野球場について

 今日の赤旗しんぶんに、「下請け未払いに解決金 新潟県工事 元請けから4000万円」と第一面に報道されました。これは新潟県(発注者)が県立野球場建設工事を鹿島・佐藤・鉄建建設の特定共同企業体(請負業者)に発注し、建設工事を進めているなかで、第一次下請け業者が元請けから支払われていた工事代金を持ち逃げしたという事件が起きたことが発端となりました。
 一番の被害者は、現場で頑張って建設工事を進めてきた二次下請けの業者の皆さんです。ここぞと「民商の出番」が発揮されました。新潟民主商工会に被害業者の相談が殺到しました。話し合いを積み上げながら、即「被害者の会」を立ち上げました。私たちの運動の基本方向である「みんなで集まって、みんなで相談し、みんなで決めたこと、みんながで責任もって行動」したことが、県、国交省への交渉の大きな力となり、その力によって大手ゼネコンから第二次下請け業者へ工事代金立替払いを実現させたことは、私たちにとって大きな励ましとなりました。 

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