2015年2月17日火曜日

2月 17日(火) 晴れのち曇り 税務署申し入れのようす

 2月12日、3・13重税反対全国統一行動小千谷魚沼集会実行委員会は、小千谷税務署へ「集団申告」、「税務行政」等について申し入れを行いました。 
 実行委員会からは、民商の南雲会長、中沢副会長、井上さん、佐藤さん、杵渕さんの各常任理事、そして須田局長の6人が参加しました。税務署からはT総務課長が応対しました。
 まず実行委員会から申し入れ書を声高らかに読み上げ、次いで税務署から申し入れ事項(5項目)の回答を受け、その後白熱したやり取りとなりました。

 【集団申告】について、税務署は「3月13日は、申告書受付期限の3日前なので、受付会場は大変混み合います。当税務署も例外なく公務員が削減されております。こうした状況から集団申告はやめて欲しいです。申告書はe―Tax(電子申告)で送信か、または申告書を郵送するかで、対処しては頂けないでしょうか」と切り出しました。
 実行委員会は「長年、この日は全国の税務署にて、一斉に行われている全国統一行動です。ただ単に大勢の人たちが申告書を提出するものだけではないのです。私たちは法律に基づいて(選挙権と同等に)確定申告という自己決定権を行使する、主権者・国民が政治に参加するという意義ある行動なのです。ここは譲るわけにはいきません」と毅然と言い返しました。税務署は、渋々と「はい。分かりました」と引き下がりました。

 【税務行政】(税務調査)について、特に申し入れ事項「事後調査で、第三者の立ち会いを認めること」で、双方だいぶ言い合いとなりました。
 税務署は「職務上知ることのできた情報を漏らしてはならないと、公務員には守秘義務がある」、また「納税者には不安がらせないよう、懇切丁寧に調査を行って参ります」との回答でした。
 実行委員会は「守秘義務違反はここで知り得た情報を外部に漏らしてはいけないことを法律に定められているのであって、言っていることが筋違いです」、そして「もし裁判(訴訟)となったら、密室の中での出来事を、誰が立証してくれるのですか。これは人権(人生)にかかわる重大なことなんですよ」と強調しました。

 みなさん、徴税権力に抗するには、やはり大勢の参加者で「3・13重税反対全国統一行動」を大きく成功させることです。

「魚沼民商だより」(2/23付)より、掲載です。 
 

0 件のコメント: