2016年9月2日金曜日

9月 2日(金) 晴れ 「戦争体験を聞く会」が開かれました!

 8月28日、新潟県魚沼市内の小出郷福祉センターにて、民商会員も参加している「魚沼九条の会」主催の「第5回 戦争体験を聞く会」が開かれました。
 語る方は魚沼民商(前身小出民主商工会)創立当初から関わってきた民商会員の小川典夫さん(88歳・印刷)と、全国商工新聞読者の神保昭一さん(89歳)の2人でした。
 まず小川さんの話しは国民学校卒で鉄道省に入省し、勉学に励みながら鉄道の仕事を従事しているなかで終戦を迎えました。とくに話しのなかで「終戦間際、新潟から見た長岡空襲はとてもスゴイものであった。空襲の翌日、上司から長岡駅への移動が命じられ、そく現場に入った。長岡市内は辺り一面焼け野原で焦げ臭かった。しばらく貨車の移動作業をしていたら、(貨車上に)木製の戦闘機が運ばれてきた。思わず『何だぁ~ これは』と思った」のシーンが、とても印象的でした。
 そして神保さんは旧伊米ヶ崎村(当時450軒世帯・人口2000人)に生まれ、少年期の記憶で隣組(※常に集まりのなかで、親が戦費調達のために国債を買わせられていた苦労話)の様子や、伊米ヶ崎小学校の様子が鮮明に語られました。終戦は旧堀之内町の軍事工場勤務で迎えました。
 お2人とも元気な姿で、先人の歴史を学ぶことができ、とても感慨深いものとなりました。

魚沼民商だより(9/5付)より掲載。 

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