2008年12月14日日曜日

12月14日 雨です。寒いです。地域医療シンポに行ってみました。

 今日、地域医療問題に真剣に取り組んでいる民商会員から誘われ、魚沼市の地域医療を考える市民会議・魚沼市が主催する「みんなで考える明日の地域医療 私たちに何ができるか!!」の会場へ行って来ました。この日のシンポを成功する為に、ご尽力致しました主催者の皆さん、並びにパネルディスカッションに出演した皆さん、たいへんお疲れ様でした。今までの経緯・地域医療等の提言が、それぞれの立場でお話しをしていただき、たいへん興味深い内容で勉強させていただきました。
 さて、私自身、感じた事を申し上げたい。やはり参加者が、医療関係者、行政関係者、議員、その他声を掛けられての参加者たち?が、もっとも多かったように感じました。又、年輩者が多かったようにも感じた。せっかくの機会です。もっともっと大勢の方からきて欲しいと思いました。ここで言いたいことは、行政に携わっている方々が地域に入って、もっともっと地域住民にお誘いの声かけを大いに欲しいと思った。広報誌だけでは人は来ない。広報誌だけでは「こんな催しがあるのか」だけで終わってしまう。住民サービスの観点から、「この先、5年、10年先の魚沼地域医療がどうなるのか。は、地域住民が自分たちのの医療等を考えさせることを保証すること」が使命だと思う。この事が地域を育てることから地域住民のまちづくりの問題意識を養わせる取組だと思う。
 ここで、内容から発言したい。基調講演「地域医療の現状と課題」は、パワーポイントを屈しして新潟県の医療の現状、新医師臨床研修制度の問題点と今後、新潟大学の取組、今後の動向(国、大学)、今後の課題をポイントごとに説明を頂いた。我が国の医療分野は非常に貧しいことを改めて再確認をした。医師数は全国で新潟県は42位。43位以降は首都圏近隣の県であるが国土は新潟県より狭いすぐに近県の病院に行ける交通網は完備されていることから新潟県は事実上、最下位である。泉田県政の医療の貧困さが現れている。もっと分析をすると、新潟県は5番目に国土が広い県である。医師数が新潟市50%を占め、残り50%で新潟市外の地域をまかなっているいるのが現状であり、特に魚沼地域は非常に少ないことも報告された。医療大学内の制度改革や赤ひげプロジェクトと表して努力をしている。県出身の研修生が少ないから、子どもたちを医学部へ送り出して欲しいとも述べた。
 結論的に私の見解は、このシンポの趣旨が外れるかもしれないが、やはり小泉流構造改革(規制緩和)を見直さなければすべてにおいて解決は出来ないと言うことである。一定期間の滞納があれば国保証や後期高齢者医療保険証が取り上げられること。お金が無いことで治療を受けることができない。仕事がない。お金がない。など、そもそも自分たちの足元が揺らいでおります。
 みなさん、なぜそうなったのか。よく考えてみましょう。この事から必然的に解散総選挙の話しへといきます。

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